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あにめかいのおきなわの。

ははぁ、死ねば助かるのに、とはまさにこの事か。
簡素な舞台上で、音楽も映像も無く、自身の妄想以外の何者の力も借りず、「俺の嫁」と公言するアニメキャラとのなれそめを、語る、または騙る。
実際には、基礎知識を共有しているお客は暖かく仲間のツッコミは早く厳しくうまく、それらがどんずべりキワキワの地雷原を歩く靴の裏を支えてくれていたのだけど。
それでもこれは一瞬でも我にかえったら負け、常識が残っていたら負け、二歩も三歩も萌えだか愛だか狂気だかに踏み込んで、そのうえで笑いをとってみせるという結構厳しい芸ではないでしょうか、と。
今夜は、一人の芸人さんが狂気の淵を超えて、喝采を受ける瞬間を目撃しましたよ。

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